犬のお話★
皆さんはこの写真を見てどう思われますか?
この写真は『さよなら、アルマ』という物語の作者が
図書館で偶然見つけられた写真です。
こちらが今日ご紹介する2冊です。
『三つの名を持つ犬』
『さよなら、アルマ』
最近読んだ本のなかでもストーリーはともかくとして、
その時代の史実に
大きな衝撃を受けたのが『さよなら、アルマ』でした。
今からおよそ65年前、第二次世界大戦中の日本には
約10万頭ともいわれる犬が殺人兵器として使われていたそうです・・・。。
軍犬たちの多くは地雷を踏んだり、狙撃手の標的となり命を散らしたり、
運よく行きのびられても、終戦後には戦地に置き去りにされたそうです。。。
この本はそんな時代背景と写真からのインスピレーションで描かれたフィクションです。
我が家にも2人のワンコがいます。
現代はペット社会でペットのためのグッズや施設もたくさんあり、
とても大切にされる社会です。
ペットをわが子のように大切にされている方も多いですよね。
でも、、
どんなに我が子のように想っていても、
守ってやりたくても、逃げたくても、
引き裂かれる時代があったんです。
たった65年前のこと。。。
そんな事実を知らなかったことに衝撃を受けました。
戦争は人間が勝手に起こしますが、動物たちも否応なしに巻きこまれ、
時代のせいにして悲しい運命を背負わなければいけなくなります。
戦争だけでなく、自然災害も。。。
先日情報番組で見た
震災によって飼い主と離れ離れになったペットたちを保護するボランティア団体の現実。
獣医さんたちがわが身を削って、動物たちのために尽くして下さっています。
飼い主が行方不明になり残されたペットたちは里親募集をしているそうです。
うちはマンションで決められているのでもう犬は飼えません。。。
引き取ってあげたいけれど。。。
だから少しでも役に立てるように募金をしようと思います。
ペットシーツやフード、たくさん費用がかかるでしょうから。
テレビで見た恐怖と寂しさで震えていたワンコたち。。。
みんなが幸せになれます様に。
もう一つの本『三つの名を持つ犬』は
ペットの犬を愛するあまり引き起こしてしまった事件のお話です。
表紙のワンコのイラストがマロに似ていたので思わず手に取ってしまいましたが(笑)
こちらも小説ですが
なんだか読んだ後に考えてしまうお話です。
良かったら是非読んでみてくださいね(*^_^*)
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